今年3度目の飯伏内藤戦の先にG1覇者、そして東京ドームが見える
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どうも、管理人のnobです。いやぁ今夜の飯伏ザック戦!肉vs.野菜対決は肉々しく終わり、ドラマチックな飯伏選手の入団宣言にて幕を閉じました。
妄ブロではニュージャパンカップ前に、飯伏選手がニュージャパンカップに優勝、または準優勝して新日入団を宣言するのでは?という記事を更新しておりました。
飯伏幸太「なんでフリーなんですか」の意味
結果は赤面するほど見事に外れたわけですが(相変わらず間違いは自ら晒していくスタイル)、飯伏選手の新日本入団発表に関してはちょうど一か月遅れで実現したわけで少しホッとしております。
そして試合後。あの男の登場にビックリされた方も多かったのではないか、と思います。
今日はその話と、この一見、「リマッチ」という単純な一言で済まされてしまいそうなこの一戦が、2人の今後に、そして今年のG1クライマックスにとって重要な意味を持つことを検証、もとい『妄想』していきたいと思います。
内藤哲也、インターコンチ再挑戦の意味
正直、内藤選手が試合後に登場した瞬間、会場はどっかん盛り上がっていました。私もそうですしたが、ワールドなどで観戦していた方もそうだったことでしょう。
そして興奮が冷めた頃にこう思ったはずです。
あれ?内藤IWGPじゃないんだ?
どんたくにてオカダ選手の初防衛戦がSANADA選手を相手に決まっているわけですが、オカダ選手が防衛した場合、同門である内藤選手が次のチャレンジャーとしてドミニオンでの挑戦をぶちあげるのではないか?とはあちらこちらで囁かれていたわけですが、内藤選手の選択した答えはまさかのインターコンチ。もともとこのベルトには愛着がないことを散々ネタにしてきた内藤選手の挑戦は数多くの方が驚いたと思います。そして思ったことでしょう。
またドミニオンでリマッチか・・・
これで一気に同じ日のセミファイナルにラインナップされている石井選手、イービル選手の勝者がドミニオンでIWGPにチャレンジする機運が高まったわけですがそれはまた別の話として。
例年リマッチが多い多いと言われているドミニオンで、またも飯伏vs内藤戦というリマッチがラインナップされる(現時点では「されそう」)わけです。
しかしながら飯伏内藤戦はただの「リマッチ」ではない
またリマッチか。
私も正直一瞬そう思いました。
でも。次の瞬間、これはこれまでのリマッチとは性格が全く違う、両者にとってこれ以上ないほどリスキーなリマッチであることに気づいたのです。
両者が負けた場合のことを想像してみてください。
飯伏選手→新日本入団直後の防衛戦に敗退・IWGPを超える、ふたりの神を超える発言がすべて無に
内藤選手→対飯伏、同一カード3連敗・いらないとまで言っていた白いベルトにわざわざ挑戦しての敗退
両者とも今までのレスラーとしての言動、キャラクター、言わばアイデンティティが崩壊するくらいのダメージがある敗退が待ち受けています。
2013年に棚橋選手が負けたらIWGP撤退を表明し、オカダ選手に破れ約1年間IWGP戦線から離脱した時期がありましたが、今回はおそらくそれ以上のダメージ。敗者はしばらくIWGP・インターコンチ王座には挑戦することは難しいのではないか、と思わせるような、近年の新日本には珍しいくらいの「攻めたマッチメイク」になっています。
勝ち負けはさておき、この試合の結果がすでにG1両国につながっている
ある意味、この残酷な試合。
次にふと思ったのは内藤選手の膝のことでした。慢性的に治療が必要な状況のある内藤選手のウィークポイントである膝。棚橋選手同様、ドミニオンで飯伏選手に破れ、長期欠場に入ってしまうのではないか?と考えたのです。
ですが、ドミニオンが終わればKIZUNA ROADをはさんでG1が始まります。
人一倍ファン思いの内藤選手がそんなタイミングで欠場するのはよっぽどの状態でない限り、考えにくいでしょう。よって除外。
こっからいつもの妄想です
さて敗者はとんでもない大ダメージを受けるこの試合。
そして私はこう『妄想』しました。
飯伏幸太
内藤哲也
①新日本にとって大切なこの2選手の一方をどん底まで落とすような「まま」で置いておくはずがない。
②つまり、敗者にはその大ダメージをも吹き飛ばしてしまうような大きなプッシュが待っているはずだ、と。
ここまで書いて勘の良い方は私がなにを『妄想』したか想像できたことでしょう。
そうです。
どちらが勝つ、負けるにしろ、この試合の敗者がG1を制する。
そしてその先にはもちろん、2020年東京ドームでのIWGP挑戦が見えてきます。
新日本プロレスはどちらの選手を今年のG1覇者に選ぶのでしょうか?
その答えは6.9ドミニオンの舞台で決まる、のかも知れません。
ぶっさんがインターコンチをIWGPと同等の価値にする→どっちが上が論争が巻き起こる→ごちゃごちゃ言わんとどっちが上が決めたらええんや→2020ドームで統一戦 https://t.co/oSLVvd363q
— 妄ブロ (@mowblo) April 20, 2019
*文中の内容はすべて管理人の妄想によるものです。どの選手のファンの方も妄想であることを前提に広い心でお読みください。
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