飯伏幸太「なんでフリーなんですか」の意味

2019-03-21


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photocredit:njpw

どうも、管理人のnobです。いやー、今日のニュージャパンカップ公式戦、オスプレイとランスアーチャーの二回戦、面白かったですねー。これぞプロレス、って感じの図式で。

特にアーチャーの隠れたテクニシャンっぷりが出てて素晴らしかった!あの巨体にしてスパニッシュフライやストームブレイカーを見事に受けたりオスカッターに完璧なタイミングでタックル合わせたり。スミスもそうですがKESの2人は正直新日本で正当な地位を与えられてるとは言い難いのでホントにどっかで報われてくれるといいなー、と思います。そんなわけで本題。

新日本の公式コメントを読んだ時の違和感

遡ること5日前。尼崎でニュージャパンカップ一回戦、内藤vs.飯伏が行われました。試合は今までの2人の試合をさらに超えてくるような「エクストリーム」という一言で片づけるのも申し訳ないようなタフマッチの末、飯伏の勝利。最近のファンの方には意味不明ですが妄ブロ的には「現代に蘇った四天王プロレス」というネーミングがすぐ浮かぶくらい2人の持つ攻防の素晴らしさとともに「危うさ」も目立った趣のある試合だったと思います。

さて問題はその試合後に起こりました。

勝利後のバックステージでの飯伏の発言。

まずは新日本の公式サイトから発言の全文を引用してみようと思います。

※左足を引きずりながら、ゆっくりコメントスペースまでやってきて、フロアに腰を落としてコメントを始める。
――決勝のつもりでと言って臨んだ内藤戦を初戦で突破しました。
飯伏「もう、何も考えられないです。自分は、ホントに、ここに懸けていたんで。全力を、ホントに全力を、尽くしました。内藤さんは、久々に当たって、ホントに最高の選手だと思いますし、やっぱりずっとやってきただけ、守ってきただけあるなと思いました。でも、ひとつに懸ける思いだとか、今日、内藤さんとやってみて、確かに前回とは変わらず、素晴らしい選手でした。でも、僕がいま感じる限り、前回当たったとき、闘ったときと変わってない気がしました。これは、ホントに自分が思った感想です」

――次(の相手)はザックです。
飯伏「いや、考えてないです。これに全力を懸けてたんで。(2回戦が)明日、明後日、その次なのかわかんない。(その時までに)回復するかわかんない。とりあえず、この試合にすべて懸けました。欲を言えば、何回でも当たってみたいなと、思いましたね。まあ、これが限界です」

――リング上で「新しい飯伏幸太を……」と言われましたけど?
飯伏「はい。まあ、新しい飯伏幸太っていうのは、まだ僕の表記が『フリー』ですよね。なんでフリーなのか? なんでフリーなんですか? なぜ? なぜ? それだけです(※ゆっくりと立ち上がり、変わらず左足を引きずりながら控室へ向かう)」

新日本公式より

非常に飯伏らしい、謎かけのような「妄想」しやすいコメントです。

この大会、管理人はリアルタイムでサムライTVの放送を見ていたのですが、その後この公式にあがったコメントを読んでちょっとした「違和感」を感じました。何かが違う。

再度この発言をワールドとサムライで直接コメントを確認したところ、一箇所実際言っている発言と微妙に違う部分を確認したのです。それは問題となった最後の部分でした。私のヒアリングした違うと思ったところを書き出してみますね。

 

――リング上で「新しい飯伏幸太を……」と言われましたけど?
飯伏「はい。まあ、新しい飯伏幸太っていうのは、まだ僕の表記が『フリー』ですよね。なんでフリーなんですか? なんでフリーなんですか? なぜ? なぜ? それだけです

このバックステージコメントはワールドで無料配信されていますので気になる方は確認して見てください(13分くらいから)。

https://njpwworld.com/p/s_series_00511_5_bs

新日本公式の起こしがなんでフリーなのか?なんでフリーなんですか?に対して実際言っているのはなんでフリーなんですか?と2回言っているように聞こえます。

もともと新日本のコメント起こしは()を入れて分かりやすく意味を伝えたり、接続詞を文脈が伝わるように書き変えたりすることはよくあります。このコメントの前段部分も一部カッコ書きでの付け加えと接続詞などの改変がありました。でも実際意味合いが違って聞こえてしまうコメントはこの部分だけです。普段から飯伏の日本語が少しわかりにくいこともあって(失礼!)改変したのかもしれませんが、意図的なものなのか?聞き違えなのか?にかかわらずこの部分は聞き方次第で意味合いが違ってくるよね?と感じたのでした。

◆公式の起こし

なんでフリーなのか?なんでフリーなんですか?

の「なんでフリーなのか?」は字面的にまま読めば・・・

自問

ですよね?それに対して

◆実際のコメント

なんでフリーなんですか?なんでフリーなんですか?

は質問した記者をはじめとした受け手への・・・

問いかけ

のように聞こえます。「なのか?」と「なんですか?」微妙な違いですけども意味合い的にはだいぶ違って聞こえるセンテンスなのです。

「ずっと残ると思っていた」発言の真意

さらに時間軸を2.9大阪まで巻き戻してみましょう。この日第4試合後にリングに登場した飯伏は「ぼくは新日本プロレスに残ります」と宣言しました。以下のその日の新日本公式のバックステージの一部引用です。

――この決断に立ったのは、何が一番の決め手になりました?
飯伏「ンー……そうですねえ、さっきも言ったんですけど、ブレなかったところですかね。決め手というか、決め手もないというか。僕は残りたいなと、ずっと思っていたので。2019年も、2020年も、2021年も、それ以降も、ここでやっていきたいなと思ったから、そのままですね」

――それは、ここでやり残したことがまだあるから?
飯伏「やり残したから残るわけじゃないですね。そこは、やり残した部分って言われれば、あるかもしれないですね。それはでも、離れる側の人の考え方で、僕はずっと残ると思ってたんで、その“やり残した”ってことはない。かなえてないっていうか」

特に迷いもなく直前まで悩んだということもなく、新日本に参戦し続けるつもりでいたよ、というように取れるニュアンスの発言をしています。もちろんこの前後に飯伏にはケニーと共にAEWに行く、という選択肢もあったはずです。でも、それは全然考えてなかったよ、というように取れる発言でもあります。

個人的な見解になりますが今振り返ってみると飯伏がケニーと袂を分かつことになったきっかけは、さらに遡った昨年10月両国のIWGPヘビーをかけた3WAYマッチだったと思っています。G1でケニーに勝ちIWGP戦の機運が盛り上がりながら、直前のCA大会で決まったコーディも含めての3WAYという決定。そして試合はというと、ご存知の通り2018年のバレクラ劇場の集大成といってもいい、良くも悪くもウェットなスキットと机を巡る攻防などがふんだんに盛り込まれた新日本スタイルには遠いところにある、賛否両論の選手権試合になりました。

飯伏は路上プロレスなど一風変わった試合も好んでやりますが、選手権は選手権、路上は路上、ときっちりファイトスタイルを固めて試合に臨む選手です。

選手権試合にはこういうものはいらない。

純粋なプロレスがしたい。

ある種プロレスに対して柔軟に見えて頑固なところもあるのが飯伏の本質であり長所です。そしてこの試合で生まれたAEW勢との感覚の違いが後の決断につながったのではないか、と私は思っています。そういう意味で飯伏の「新日本に残る」という決断は前から決まっていたことなのです。

なぜそんな問いかけに至ったのか?

話を戻します。なぜそんな問いかけをしたのか?という話です。大阪大会後、そのコメントを聞いたファンは「飯伏は新日本所属になるのではないか?」とざわつきました。実際レスリングオブザーバー他、アメリカのプロレス専門サイトでは『2年の専属契約』を交わしたという情報も出ています。でも特に新日本から所属になったなどのリリースはありません。

それはどういうことなのでしょう?

私はこう考えます。

 

◆飯伏と新日本はサイトのスクープ通りに『すでに契約を交わしている』

◆そして最高のタイミングでこれを発表しようと温めているのでないか?と。

 

飯伏は前述の通り、変なところで頑固な男です。もう新日本の一員であるはずなのに事実を隠したうえでファイトしている、そういった歪みがあの尼崎での発言につながったのではないか?と私は勝手に「妄想」します。

ではXデーはいつなのか?

この「妄想」が現実のものだったとして、ではカミングアウトのXデーはいつなのでしょうか?

現在開催中のニュージャパンカップのシリーズ後、もしくはMSG大会後だと推測されます。ニュージャパンカップ優勝でジェイへの挑戦権を取ればMSG後、ニュージャパンカップ敗退であれば決勝戦後、その発表があると思います。

理由は所属にならなければベルトは目指せない、所属になって本腰を入れてベルト奪取に臨む、といったことでしょうか?

つまりニュージャパンカップ、最低でも飯伏は決勝戦までは進出すると考えます。かつ優勝したとしても続くMSG大会ではジェイに勝つことはない、ということです。

思えば飯伏は2団体所属から退団しているため、所属となれば再入団、出戻りになります。出戻りさせるには出戻りさせるなりのドラマチックな理由が必要になるのです。

再入団といって記憶に新しいのは2016年の旗揚げ記念日。中邑、AJ、アンギャロたちの離脱に揺れる新日本プロレス。そんなタイミングで柴田選手がドラマチックな演出と共にリング上でサインし契約しました。私も飯伏の所属が今年の旗揚げ記念日で発表され、新日本所属となった飯伏幸太が2度目のニュージャパンカップ制覇を成し遂げるものと思っていました。

でもそれがなくなった今、おそらく選択肢は2つしかありません。

この「妄想」が実現するかどうかはもうすぐわかります。

 

というわけで思いっきりNJCの予想を外した管理人の弁明はこちら↓

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