ケニーが飯伏に贈った「最後のプレゼント」とは?(後編)

2019-03-16


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photocredit:njpw

(前編を未読の方はこちらから)

ケニー、飯伏の逆転現象

新日本参戦時は本隊に所属する飯伏とは袂を分かつようにバレットクラブを選択したケニー。
それでも二人の「格」に変化が生じるにはもう少し時間がかかります。
2014年にいち早くヘビー転向を宣言した飯伏に対し、ケニーに用意されたステージはジュニアヘビーでした。ケニーはすぐにIWGPJr王座を戴冠するものの、ニュージャパンカップで優勝しIWGPヘビーに挑戦、G1でも名勝負を連発している飯伏との差はまだあるように感じます。
その格差が一気に逆転したのは皮肉にも飯伏のケガでの戦線離脱でした。
そして2016年。ケニーにとって人生の転機となる年が訪れます。
AJからバレクラのエースの称号を受け継ぎ、外国人初のG1制覇。
片や飯伏は4カ月の療養のあとDDTで復帰も、飯伏幸太としての新日本帰還は2018年のG1まで待つこととなります。
その間に開いた2人の格差は残酷に思えるほどでした。
そして2018年の1月、記憶に新しいあの北海きたえ~るでの抱擁によりGLは復活を迎える・・・のですが。
DDT時代から彼らを見ていたファンにとってはそのGLは別のものに映っていたはずです。
ケニーが中心のGL。あくまで飯伏はケニーのパートナー役。
そうDDT時代とはまったく逆の現実が待っていたのです。
それは飯伏がケニーを撃破して準優勝した、2018年のG1の結果を持ってしても変わりませんでした。
GLの活動としても、同年の6月にケニーがIWGPヘビーをとったこと、バレクラのお家騒動ブック、さらには前年と比べても一気に少なくなってしまったケニーの参戦数などから、大きなストーリーが進まず停滞することになります。
2018年の最終戦での素晴らしいファイトも、あくまでドームの前哨戦のひとつとして消化される現実にさみしさを感じたのは私だけでしょうか?
そしてとどめのAEWショック。GLのストーリーはブツ切れでまた止まることとなるのです。

ここからは『妄想』です

話を戻しましょう。
あなたがケニーであったなら、飯伏が『新日本に残る』選択をしたとき、どう考えるでしょうか?
もちろん引き留めたり妥協点を探したりもするでしょう?でも、それでも日本に残る選択を飯伏がしたら。
ケニーは自分も経験し苦しむことになった状態に、今まさに飯伏が陥っていることを気にかけるのではないでしょうか?ケニーほど飯伏はナイーブではないでしょうし、気にもしないでしょう。けれどもナイーブなケニーだからこそ、そこが気になるのではないでしょうか?
そして考えるはずです。自分がしてやれる最善の行動はなにか?
飯伏が改めてシングルプレイヤーとして羽ばたけるような道筋を作る発言とは何か?

それは『ふたりの決裂』をアピールすること。

あまり公的に自己をアピールしない飯伏がした選択をより印象付けるあの発言、だったのではないでしょうか?
ケニーと飯伏の発言から感じる「違和感」。
つまりふたつの発言が奏でるこの『不協和音』こそがケニーの飯伏に贈った最後のプレゼントだったのではないでしょうか?
もちろんコレは私の妄想にすぎません。それでも私にはそう思えてならないのです。


そして、それはいつの日か対等な立場で再々結成されるゴールデンラヴァーズを持って完結される、長い長いストーリーの始まりのようにも思えるのです。

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